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CROSS TALK
プロジェクトリーダー座談会

組織の価値向上を担う
プロジェクトとリーダーとしての役割

SS総合会計グループには、5つのプロジェクトがあります。
主に業務の効率化・DX化への取り組みや、新事業の事業化、マーケティングの実施など、
SSグループの品質や価値を向上させるための重要な役割を担っています。
今回は3つのプロジェクトのリーダーたちが、それぞれのプロジェクトとリーダーの役割について語り合いました。

TALK MEMBERS トークメンバー

MAS事業化プロジェクト担当
MAS事業化プロジェクト担当
2008年入社
SS総合会計 経営コンサルタント
廣海さん
AITプロジェクト担当
AITプロジェクト担当
2017年入社
SS総合会計 経営コンサルタント
成明さん
税務会計プロジェクト担当
税務会計プロジェクト担当
2013年入社
SS総合会計 経営コンサルタント
紅林さん

応募の背景を教えてください。

廣海さん

前職は広告媒体の営業をしていました。
お客様先で営業すると「税理士さんに聞いてみるね」というお返事が多く、税理士が企業の運営に深く関わっていることを知り、興味を持ちました。簿記の資格は持っていましたが、士業業界は、全くの未経験。
SSグループの求人にあった「未経験歓迎」に目が止まり、このチャンスを掴みたいと思い応募しました。

成明さん

前職は市外の会計事務所で働いていました。
結婚を機に地元浜松で仕事を探す中で、ご縁があり応募しました。
惹かれたポイントは、まず求人の待遇が良かったことかな(笑)
その後、代表との最終面接でお話を聞かせていただき、お客様のために全身全霊をかけて取り組まれていることにとても感動しました。
今考えると非常におこがましいのですが、前職では業務がルーティーン化していたため、もうこの先新しく学ぶことがないかもしれないと思っていました。しかし、SSグループの面接で、自分が知らないことがまだあることが分かり、今までの経験も活かせるならやってみよう、と入社を決めました。

紅林さん

入社前は公認会計士を目指していました。
残念ながら夢は叶わず、その先を考え、就職活動を始めました。
公認会計士よりも直接経営者様に寄り添うことのできる税理士の仕事に興味を持ち、税理士事務所の求人を探しました。
当初は、都内で探していましたが地元の静岡まで広げ、出会ったのがSS総合会計でした。
税理士事務所は経験者優遇が多い中、未経験者歓迎だったことも応募の背中を押してくれました。

SSグループで活躍されているメンバーも「未経験」で入社されているんですね!
お客様のために全身全霊をかける代表の熱意や会社の姿勢も、この会社で働きたいと思えるポイントですね。

担当しているプロジェクトについて教えてください。

紅林さん

私が担当しているのは「税務会計プロジェクト」です。
SS総合会計はパートスタッフを含め40名以上と従業員数が多いので、業務を統括するルールが必要となります。これにより属人化を防ぎ、高いサービス品質を保つことが出来ます。
このプロジェクトは、5名の社員で運営しています。
税理士の岩崎さんには税制改正の取りまとめなど、メンバーにはそれぞれの得意な分野を担ってもらっています。

廣海さん

確かに会計事務所の仕事は属人化しやすいですよね。
その中でグランドルールを統一して運用しているのが紅林さんだね。その他に意識していることはありますか?

紅林さん

はい。特に意識していることは、お客様の税務調査に対して、正確に応対すること。
これは結構重要なミッションだと感じています。

廣海さん

それに、紅林さんは若手育成として、新入社員の基礎知識の勉強会や教育も担当していますよね。

紅林さん

はい。新入社員の方は未経験で入社される方が多いので、勉強をする習慣をつけることを促しています。
私たちの業務の中心はお客様の決算業務です。そのため、1人で決算を完了出来るようになることは必須なんです。そのため、わからないことをそのままにせず、きちんと身につけてもらうために、決算業務の一連の流れをマンツーマンで教えています。だから未経験で入社のされた方でも、1年後には戦力として大きく成長してくれています。

成明さん

私は、「AITプロジェクト」を担当しています。
「AIT」とはAIとITを合わせたSS独自の造語です。
主には社内の業務システムの管理・保守と、今後の会計業界でも加速していくDXの波に対応するために、様々のシステムの調査・導入を検討するプロジェクトです。

プログラマー経験とシステム知識もあるスタッフさんがメンバーとしていてくれるため、自分だけでは判断しかねる事も意見をもらいながら検証・判断出来ています。
ちなみに、直近の功績は在宅勤務の環境構築とペーパーレス化への取り組みです。

廣海さん

コロナ禍の大変な時期に、Zoomやチャットワークなどの導入など在宅勤務できる環境の構築や整備は素晴らしかったです。

それに、会計事務所は「紙・書類」の文化だけれど、ペーパーレス化に取り組んだのも本当にすごいと思いましたよ。

成明さん

システムを導入するだけではなく、業務フローを作成したり、ペーパーレス決算マニュアルを作成したり、社内業務システムの環境構築にもあわせて取り組んで改善していきました。
大変でしたが、根本から見直して改善したことが成功への近道だったと思います。

「AITプロジェクト」は、このプロジェクト単独で完結するものばかりではなく、別のプロジェクトとタイアップすることも多いです。 例えばペーパーレス決算の仕組みを構築した時には、税務会計プロジェクトの紅林さんの力も借りながら進めました。 システム構築だけが先行して、提供するサービスの質が下がってはいけないので、常に「これで問題はないか?」を一緒に考えてもらいました。 目的を達成するため、他のプロジェクトを巻き込む形ですね。

廣海さん

そうですね!今も社内DXや電子帳簿保存法対応なども一緒に進めていますね!

廣海さん

私は、「MAS事業化プロジェクト」を担当しています。
MASとは、マネジメントアドバイザリーサービスの略で、具体的には決算書に基づいて経営アドバイスや経営支援を行っています。
このMASを提供している事務所は全国的にもまだ少なく、当初は社内でも所長と代表のみと属人化している状態でした。ただ、このMASを事業化できると、顧問先の経常利益最大化に貢献ができます。そのため、社員も出来るように2018年から事業化に取り組んでいます。
目標としては、2026年にはMAS事業で売上一億円まで拡大したいと考えています。
プロジェクトは現在3名で推進しています。
MASをサービス提供できる人材を育てるために、マニュアルの作成や勉強会の開催をしています。

成明さん

実際どうやって人材育成をしていくんですか?
勉強会以外には、お客様の会議へ同席して引き継ぐ感じですか?

廣海さん

はい、自分も代表にそうしてもらいました。最初の段階は私と1年会議に同席をしてもらって、MASのサービスそのものを知るところから始めていますね。

MASではコミュニケーションがとても大切。
顧問先の社長の考えや課題の取り組み方もそれぞれ。
どれだけ粘り強く諦めず一緒に課題を解決していけるかが重要です。

だからこそ、お客様企業の成長を目の当たりに出来るからとても楽しいですね。
価値が高い仕事だからこそ、MASができる人材をしっかりと育てていきたい思います。

サービスの品質向上や事業化、DX化に対応する環境づくりなど、SSグループがより付加価値の高い企業となるために重要な役割を担っているんですね!

プロジェクトを任された経緯を教えてください。

紅林さん

弊社では、社員はいずれかのプロジェクトへ参画することになっています。

私も以前は、「所内管理プロジェクト」に任命され、連年比較財務諸表のシートのメンテナンスをしていました。
プロジェクト内での業務改善や効率化を進めていく中で、「税務会計プロジェクト」と統合をして今の形となっています。プロジェクトリーダーになったのは入社2年目の時でした。

廣海さん

私は最初、自社のwebサイトやSNSを扱うプロジェクトに関わっていました。そこから自社開催のセミナー、SSフェスタやイベント、経営塾の運営を手掛けるようになり、マーケティングプロジェクトを担当するようになりました。
マーケティングの役割が社内で大きくなってきたので、今は別プロジェクトとして切り離し、私はMAS事業化プロジェクトへ集中している形です。

成明さん

そもそも廣海さんがMASをメインでやる人になった経緯はなんだったのですか?

廣海さん

代表のビジョン戦略計画に一番出席していたからじゃないかな?
あとは、会議に出て実際の現場をみながら経営会議のサービス作りを一緒にやらせてもらっていて、代表の意図も汲み取りやすい環境だったこともあると思います。

成明さん

私は、入社2年目にAITプロジェクトを任せていただきました。
前身の業務システムプロジェクトを自分が引き受けた形です。

廣海さん

前身の業務システムプロジェクトからAITプロジェクトへ発展したきっかけは何かあったんですか?

成明さん

AIやITの研究をして実行をしていかないとこれからの価値を与えていけないだろう、という代表の思いから、業務システムプロジェクトからAIT研究実行プロジェクトという名称がつきました。「AIT」という名称は代表発案です。

最初からITに強いわけではなかったので色々なものを勉強しました。
知識のある人からすると当たり前だけれど、「ドメイン」や「サーバー」などの用語もわからない。
プログラマー経験のあるスタッフさんが入ってくれたため、AIにはどういうものがあるのか?ロボットでどんな事ができるのか?等、知識のある人の意見を近くで聞くことができるようになり、情報収集と精査のスピードがあがりました。
研究を続けて、最初に活動として形になったものはkintoneの導入ですね。
また、プロジェクトの中で一番自信になったのは入社6年目で経験したコロナ禍の対応です。
誰も経験したことのない状況の中、正直しんどいことも沢山ありましたが、非常にやりがいを感じた部分でもあります。

紅林さん

その年、社内のMVPを獲ったよね。

成明さん

そうですね!コロナ禍のDX対応はとても大変だったけれど、任された分やりがいもありました。
ZoomかGoogle Meetか?PCを持って帰るか、事務所に置いていくか?
ツール一つにしても皆がスムーズに使えるように、お客様も困らないようにする配慮が必要でした。
コロナ対応の延長となったペーパーレス化は集大成ですね。
皆の業務を滞りなく進めるためには全員が出来なくてはならないですし、取り残されていく人を作ってはいけないと考えています。
ITの導入は不慣れな人を考慮していく必要があります。皆で運用できる仕組みを考えることは大変でしたが、一つの形としてできたことで、やっていてよかったと感じています。

社員の方は、全員がプロジェクトに配属されるんですね!
専門分野ではなかった成明さんが、社内のDX化において高い功績を残されていることも素晴らしいですね!!

リーダーとして大切にしていることはなんですか?

紅林さん

代表の想いを形にすることが大切だと思っています。
運用を実践してもらう時も、皆への浸透の仕方があります。
代表の想いや意図を部下に伝えていくことで、プロジェクトもそうですが、組織全体がまとまり良い方向に進むと感じています。

成明さん

私がリーダーとして大切にしていることは、AITプロジェクトによって環境が改善する一方で、新しいツールを使いこなせず、ついてこられない人が出てしまわないようにどう運用していくかを考えることです。

廣海さん

代表の想いを形にするのがプロジェクトの一番の目標です。
属人化しがちなサービスだからこそ誰でもできるように、活用できるマニュアルづくりを大切にしています。
営業を経験したことがないメンバーも多いので、入り口も対応もバラバラです。
フロント営業から変えて、最適な提案ができるように仕組み化をプロジェクトで推進しています。
MASはサービスとしては最終的に属人化しますが、その手前は属人化せずに流れる仕組みを構築して行っています。

リーダーが代表の想いや意図を理解し、メンバーにもきちんと伝えることで、全員がしっかりとプロジェクトの目指す形が描けるんですね。

どのようなリーダーを目指していますか?

紅林さん

社員・スタッフ一人一人が活躍できる環境を提供し、その成果をプロジェクトメンバーにも実感してもらえるように、リーダーとして尽力したいと思っています。そのためにも社内をうまく効率化して、適切な時間をプロジェクトに使えるようにしていきたいです。

廣海さん

私は、良い意味で自走するリーダーになりたいと考えています。「自走するリーダー」というのは、自ら経営者の考えを汲み取り、仮説を立てて、メンバーを巻き込んで実行して成果を上げられるリーダーという意味です。言われたことを言われたとおりに行うだけというリーダーにはなりたくないですね。
これからは、代表が考えもしなかったことや、「それもいいね!」と思っていただけるような事を常に自分たちで考えていくプロジェクトになりたいと考えています。

成明さん

私も自走できるリーダーになりたいと考えています。
ある程度頭を柔らかくして、いろんな意見を取り入れて進めていくことも大切にしていきたいと思っています。自分だけの思い込みで進むのではなく、いろんな意見を受け止めて取り残される人がいないようにしていきたいと考えています。

紅林さん

ルールを決めて伝えるときも、意図が伝わっているのと、伝わっていないとでは反応も全く違うよね。
意図を浸透させるのもプロジェクト推進の重要な役目だと感じています。

代表の想いを踏襲しながらも、自ら考え、プロジェクトをより良い方向に推進できるリーダー像が見えました。

若手の育成について心がけている事や課題などはありますか?

紅林さん

教育に関しては、すぐに出来るような内容ではないので継続的に関わることが大切だと考えています。

社内の勉強会やスタッフ研修も理解しやすいように事例を入れて伝えるようにしています。ただ、勉強会後のフォローが足りていないと感じる部分があるので、そこが課題ですね。

廣海さん

現在は、プロジェクト直属の部下を持っているわけではなく、会計事務所に新入社員として入社した社員の教育責任者を任されています。基本的なことですが、挨拶はとても大事にしています。
入社したメンバーの課題点は共有していて、フィードバックするようにしています。

成明さん

業務でいくと会計処理の背景は伝えるようにしています。
「なぜこの処理にするかわかる?」とメンバーにも聞いて背景を理解しているかの確認をしています。
これは正社員もスタッフさんも同じように実施しています。

SSグループは、先輩たちが新しく加わったメンバーに気を配り、丁寧にサポートする意識が浸透しているので、未経験からスタートされる方でも着実に成長できるんですね!

AFTERWORD 座談会後記

各プロジェクトのリーダーとして、役割の核心をとらえて、イキイキとした表情で主体的に活動している姿が印象的でした。磨き上げられたコミュニケーションスキルを最大限に活かし、運用に関わる方々の意見にもしっかり耳を傾けながら協力して課題を解決しているのもプロジェクト成功の秘訣かもしれませんね!

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